晴れのち雨に恋をした。

大学生のくだらん日常日記的エッセイと殴り書きの狭間

ニラの神様

今日はY君の誕生日を兼ね、集まり食事!

 

たぶん…兼ねてる。

 

当初は焼肉に行く予定がY君の意向で家でいつも通り食事をすることに。終わってみるとなんか誕生日会だったのか?と少し疑問。

思えばケーキも食べなかった笑笑

まあY君の意向なのでいいか

 

ただ、なんとなくなんとなく…

 

今日の話題の種は何かなと考えれば

 

「ニラの神様」かなと

 

今日作った料理は白だし鍋をポン酢で食らうというシンプル旨飯。

(ニラとお肉を一緒に食べると最高な逸品)

 

下拵えでニラを水洗いした僕はある事を思いついた。

 

料理前に見た【野性爆弾のワールドチャネリング】の一場面、アイドルの頭をニラで叩くシーンがありまして。ちょっとやってみようと一人思い付きそれとなく実行。

お相手は当然誕生日のYくん。

 

「Y、君はこのニラの葉の様に天高く登りたい?それとも茎の様にしっかり地に足をつけたい?」

 

人笑いと軽いノリの一言。正直こんなものはスルーするか、嫌がってくれれば良いものをY君は

 

「え〜、じゃあ天高く伸びたいな」といいながら目の前に正座

(おっと?)

「ちょっと待って、ふぅ〜」

そのまま意を決した様に深呼吸をし始めました。

 

正直いつものY君なら余裕で断ってるとこだと思うんだが、変なとこで乗ってくるんだよな〜この子は。

 

だが微妙に引けない、どうしたものか。

Y君もY君で正座までしてしまったから引けないでいる。

 

「ねぇこれどっち?笑(本当にやっていいの?)」

とそれとなく聞いてみると、Y君も同じように困りながら「どっち?」と聞いてくる。

 

ここで面白かったのが、お互い困りあった直後、側で笑いながら傍観していたK君を同時に見合い、無言の助けを求めた事だ。

 

何故か分からないが咄嗟に二人でK君にこの後の展開の助けを求めた。(多分K君がお笑い好きでなんとかしてくれると直感で思ったのかもしれない)

 

だがK君は見ていただけなのでどうにもできない。「んー、」と少し笑いながら唸るだけ。

こちらだけで処理しろということか。

 

しょうがない、突っ切ろう。

 

ニラを右手に持ち、Y君に近寄る。

 

汝ニラの葉の様に天高く〜♪

22歳の歳伸びる事を〜♪

ニラガミ様にお祈りします〜♪

 

「では、目を瞑ってください。」

「はい」

 

どうやらY君も決心したよう。

 

僕はそのまま手に持つニラでY君の頭をニラで叩きお清め。

 

3人のなんとも言えない笑いの後すぐさま下拵いに戻り。美味しくそのニラもいただきました。

 

正直なんのノリだったのかいまだに分からないがなんとなく印象に残った一幕。

(でも2人でY君見た時は個人的に笑ったな〜)

 

鍋もうまく、その日も何かしら話してとりあえず笑った一日になりました。

 

楽しい楽しい。

 

んーでもやっぱりY君のノリタイミングは未だに掴めないと知った日であった。