晴れのち雨に恋をした。

大学生のくだらん日常日記的エッセイと殴り書きの狭間

Kくんの話

この時期だから始めたのですが、この時期だからこそ書くことが無くなっている。

 

やばい…

 

なのでこれから話題がない時は友人の話をして繋ごうかと思い、友人のKくんの話をしようと思った。

 

書いていく話は僕がKくんと過ごしていく中で個人的に面白く、友達としてKくんという人間を好きになった話を書いていこうと思い

 

今回は初めてこの子はおもしろい!と思った話

 

これはもう2年前の話。

その時僕達は、もんじゃとお好み焼きにハマっていて週末や休校の日に食べに行っていた

 

ある日お店に行って店内を見たら

席が空いてなさそうだったので、

「時間潰しに散歩しようか」

という話になり、その街を散策することにした

 

途中僕がおもしろいものを発見

それが


”なにも売られてない自動販売機“

 

どんなものか説明すると、稼働はしていて値段もしっかりあるのに、物が無く空っぽな自販機

 

これでは買った時なにが出てくるかわからない

 

僕も見つけた時なんだこれ

と思ってKくんに言った時の返しが

僕にはたまらない返しだった

 

自分 :「ん、なんだこれ、なんも売られてないじゃん(笑) みてこんなんあるよ」

Kくん:「ほんとだ(笑)」

自分:「なに売ってるかわからんな」

Kくん:「たしかに、

どんな概念を売ってるんだろう」

 

という会話

 

「どんな概念を売ってるんだろう」

この返答は今まで生きた中で

1度もなかった返答

なんかわからないけど心にビシッときた。

 

自分の中には絶対にない発想で返されてしまって、思わずその場で笑って

Kくんは面白いな〜と心の中で強く思った。

 

普通なら笑ってスルーか「壊れてるな」みたいなもんなんですが、

彼は「概念」を売ってるという発想だった

 

かなり印象的な出来事のあとも散歩を続けて、その日は計2時間その街を散歩。

 

その後しっかりともんじゃ、お好み焼きを

もりもり食べ帰路についた。

 

うまく伝わってないかもしれないけど、

これが覚えてる中で一番最初の思い出。

(そもそもこの話が自分しか笑えない、

ということは考えない)

 

以上