晴れのち雨に恋をした
時刻16:30 久しぶりに書き留める。
気づけば明日卒業式です。そしてこのブログも一区切りがつくということで。
ほんにゃかした意志で始めたもんだから、やったりやめたりで、ここには書いてないことばかりの大学四年間でした。(すみませう)
全て書けなくて悔しくてたまる感じではあるけれども、もうちょっとかけたらなぁーとも思ってます。
始めたきっかけは疫病が始まって過去の記憶が薄れてしまうから一瞬の気持ちや出来事を書き留めて、思い出せるようにしようと思ったのが始まり。今でも読み返すとこんなことがあったんだなと一人笑っております。
次の世間的役職が「社会人」となるため、このブログは終わりを迎えるのがオチだと思います。
ただし、ほんにゃかした意志は、あまりのほんにゃか故に壊れることもありませんのでもしかしたら社会人編も始まったり始まらなかったり。
今日は長編になりそう。
このブログの題名である「晴れのち雨に恋をした」の由来は、【晴れというのは代わり映えしない日常、雨というのは日常の中で起きた変化や凹凸に掛けている】のです。この時は大学が始まらず、ずっと帰省中、暇を持て余してる時間、外では雨が降っていました。(2回目投稿が早速日記じゃなくなってるのはそのせい)
「やむを得ぬ!」
小説の人物が主人公に向けて笑顔で言った言葉です。「やむを得ぬ!」を笑顔で言えるってなんかいいですよね。
この大学四年間、無益なものを求めては無益なものを摂取して有益なものを避けて生きてきました。ですがそんな日々も「社会人」という有益なものの塊を自らお腹に入れたためやむを得ず有益人間となってしまいます。僕には笑顔で「やむを得ぬ」なんて言えません。
周りを見れば若かりし大学一年の頃と多くが変わりました。我が「全国漢組合関西支部会長」K君も同じ無益を求める同胞でしたが今年から社会人、公園で会えば「もう働きたくない、ずっとこのままがいい」と無益人間から有益人間へと転職した人間が放つ言葉を吐き、早くも社会人化が進行しております。彼の吸い殻入れは穴があき黒色から新品の白色へと変わっております。(私もきっといささか髭を気にする日々に追われ、常時顔が黒から青色へと変化することを想像するとなんだか、ちくちくします。)
「全国浅男組合兼ナイーブ破廉恥連合青年部」のYくんは、住処を関東から九州へと移し、持ち前のナイーブさで社会の渦の中で揉まれ苦しむようで、きっとその浅さで簡単に立ち直ってしまうのでしょう。Y君とは今後会う回数が極端に減ってしまうのがとてもさびちいのである。なんせ国が違うのだからこれがまた困る。そしてこのイジリ文を読んだY君は今怒っているのかしらん?イジって反発が帰ってこないこの淋しさよ!!!
もう一人のあなた、あなたはいま如何に????
僕も色々あったんですよ?今なんて彼女がいるんですよ?煙草も酒も、ブラックコーヒー、レコードなんかもかけて洒落て悦に浸って嗜んで愉しんでるんですよ?無くなっちゃうんですか?髭は濃くなるばかりで無くなりません。
くそおお、やむを得ぬ!!!!!!
僕もこれから無益なんてそっちのけで生きていってしまうのではないか。題名は「晴れのち雨に恋をした」こんな無益たらたらの題名ないですよ。今後は雨が降るたび憂鬱になって濡れるなぁーとか有益な日々を求めて会社に出勤です。誰が雨に恋するんですか、晴れの方が数倍生きやすい。
あの頃は雨の楽しさも見つけたり、空っぽの夜の街を永遠に歩いたり、何するでもなく起きていて昼夜逆転朝飯前の無益たらたらの日々を追っていたというのに!!!!
時刻18:42 一服後の書き留め
気づけば外は暗いです。休み休み書いてるこの文章の終わりに近づいています。(もう書くことがありません)
明日は卒業式です。
大学四年間は非常に充実していました。
本人には一回言ったことあるけど、大学の友人は小中高で出会っていたら絶対に友人にはならない気がしてるんですよね。仲は悪くはないけど良くもない奴等な気がするんですよね。
これからは個人的想像で話すので失礼であるよ?
K君は意気投合する中ではあるけど、過去を聞く限り役職にはつかないけど権力のあるグループに所属してるイメージなので、僕とは友達にはなっていない気がする。僕は中心から遠ざかって別の位置に中心を作っていたタイプなのですよ。でもK君とはきっと違うグループなんだけど、時々意見を交わしあって「あいつ分かってんな」みたいにお互い考えてる関係になっていそうなのですよ。
Y君は、野球部の時点で遠ざかってるんですよね。(僕はサッカー部、この二つってあんまりまじわらんよね)、でも小中の友達グループには野球部が二人入っていたのでもしかしたら?なんてことも思ったけど無いですね。Y君は謎に正義感強いんですよ、なんたって大学入りたては公務員になって人助けをしたいなんて言ってたんです。(全く違うとこに就職しましたが。)僕は昔、ブラックジョーク的なことも言いながら楽しんでいたタイプなので「そうゆうの好きじゃない」なんて口にはしないけど勝手に思われてそうで距離置かれそうなんですよ。彼は他人に厳しく、仲間と自分に優しいんです。
特に小中って過去が密接してるから、本当は気が合うのに友達になりにくい人って多かったりするんですよ。大学なんて県が違う人達と知り合うから生まれて2回目くらいの真っ白状態で知り合える気がして、今までの価値観と全く違う人達と友達になれる気がするんです。
価値観壊されると沼るんですよ?
大学の友達は一生の友達なんて言葉があるくらいに、彼らは一生の友達と思ってるんですよ。実際に今会いたいなって思えるの友達は上の二人合わせた4、5人くらいですから。
時刻22:40 夕食後就寝前の書き留め
ラーメンを啜ってお腹をぷくぷくにして休憩しております。
長く綴っていて最後に何を書こうか思案しとります。大学時代の思い出を書くのもなんか違うなと思いつつなんとなくで書いてきたここまでですが
どうしようどうしよう
明日は何をするんでしょう。きっと学校にまたみんなで集まってなんか話して帰って、お酒を呑んで話して、煙草を吸って、吸わないY君に「今日くらい一本」なんて言って3人で吸うのかな
みんなに向けて手紙を書こうかしらん?いや、めんどうくさいから言葉でいいか。
これから1年、5年、10年後、このブログを思い出して、訪れて、笑って懐かしんで、また無益を求め出すのかも。求めたらいいなぁ
明日の次の日には卒業旅行に行きます。きっと「またな」っていうと思うから、絶対にまた会いたいな
現在22歳。今年で23歳です。
四年間が人生の中の雨のようで、恋をしていたと思います(酔って何が悪い)
とても楽しかった、これは後世、自慢をするであろう四年間でした。思い出せること、思い出せないことが山ほどある。
ひとしきり四年間ボケた奴やツッコミじゃないツッコミを四年間してくれた奴、夜を越そうというのに、初めてのオールで恵比寿まで歩いた日がいつまでもトラウマになっていてそれ以来オールをしてくれない奴、何も気にせずに目的地と真逆に歩こうが革靴で歩こうが関係なしにオールに付き合ってくれる奴、思想が強い奴と弱くて叱られる奴、ドライブで吐いた奴や飲んだ後の電車でよくぶっ倒れる奴、京都で泣く奴と川沿いで酒を飲んだ奴、適当な奴とキッチリやりたい奴と思いきや逆で、こいつが一番ヤバい奴、何故か一番バイトを頑張ってた奴、親の仕送りを貯金してた奴、社会人前から借金を作る奴、成人式で幼馴染と付き合う奴とゲームで知り合い年上と付き合う奴と大学時代一人を貫いた漢、色んな奴に出会った。
笑顔を忘れなかった我等。
ありがとうございました。
明日は卒業式です。おやすみなさい。
「晴れのち雨に恋をした」 就
追伸:終