ミニ小説の会
本日は酒を体に入れながら、
霜降り、ミキ、EXITE が番組を見ていました。
途中の企画で「キス」「走る」という単語を入れてミニ小説を作るという企画があって
これやってみたい!と思い、今回はそんな回。
ほろ酔いながら書いていきます。
「変わらない」
僕は今、河川敷で過ごしている。
ついさっきの出来事を思い返すと、恥ずかしさが込み上げてきて顔が赤くなり、頭を抱えた。
好きな子にそれを懇願し、彼女も同じ思いで、きっと忘れることはない綺麗なものと思っていたが、目の前の彼女は予定とは違う笑みを浮かべ、僕は逃げ出した。
どうやら世の中の人達は“キス”のことを
“キッス”とは言わないらしい。
誰しもがその言葉を教えられる訳ではないから、僕はどこかで違う道を通ったという事。
気がつけば
先程の記憶、横を通った老人の目、
目の前の景色、全てが素早く走り、
僕は今、河川敷で叫んでいた。
多分世界で一番
「キッスがしたい!」