2020.8.14の夜
14日の夜にみんなで集まることになった。
メンバーはKくんとYくん。
Yくんのより先にKくんの家に着いて2人でテレビを見ながらのんびりしていた。
途中、Kくんが声を上げて、
「インターン受かった」と言った。
どうやらホテル業のインターンが決まったらしい。Kくんはあまり乗り気じゃなく不安がっていた。このほかに2つインターンに行くらしい。
周りがインターンに行っているため、自分も行かなきゃと思うのだが中々気が進まない。
就職なんてどうでもいいという考えがめんどくさく心にしがみついているのだ。
それを聞いていた僕は当然不安と焦りが膨らんでいた。
夕飯の時間になり、Yくんと合流して回転寿司を食べに行く。
回転寿司ではYくんから公務員の試験があることや、インターンに行くと聞かされた。
心の中でさらに不安と焦りが広がる。
途中帰り道、僕は口数が自然と少なかったと思う。歩道橋の渡ってる途中、線路の方向に視線を移すと太陽の残光か、街の明るさか分からないが、線路と街が薄明るい。
こういう時に限って、自分はこの人達とは合わないのか、置いてかれるんじゃないかと無駄な疑念を抱いてしまう。
「そんなに不安ならインターンいけよ、行くのは簡単だぞ」9割の僕が問いかけるのだが
1割の僕がいる限りインターンへの電車には踏み込むことはできない。